今年は三島由紀夫死後35年!!

エキサイト-ブックスが今非常におもしろい。
こんなサイト今まで知らなかったなんて勿体なかったなぁ。

先月11月25日、三島由紀夫の死後35年を迎えたわけですが、
ここに来てコレ【第29回 萌えを焼き払え!――三島由紀夫『金閣寺』の巻】 爆笑。純文学を今のコトバで語ったすばらしい例。でもツンデレとかオタキングとか本田透とか、読者を選びますね。あと、三島ファンにボコられそう…。

村上春樹の初期の小説には、三島由紀夫(「羊をめぐる冒険」)とジョン・F・ケネディ(「風の歌を聞け」)が登場しているんですが、どうも村上の二人の扱い方が違う。
三島由紀夫に関しては、登場させておきながら「何言ってるかよくわからん」と無視し続ける一方、ケネディは少年の頃の思い出とともに何度も登場する。どうしてかしらと思って二人を調べていたら、
ジョン・F・ケネディ 1963年11月22日、暗殺によって死亡。享年46歳。
三島由紀夫 1970年11月25日、自衛隊駐屯地乱入の後割腹自殺。享年45歳。

なんつーか、三島狙ってない?
穿った考えをすると、
………1970年11月25日朝、村上青年(当時21歳)はある海外ニュースを心待ちにしていた。毎年この日に、ケネディの追悼式が行われるからだ(国葬日は25日)。自由と民主主義の象徴ケネディ。そのケネディが、まさに自由と民主主義のために死す。村上青年、そしてその時代の若者たちの多くがケネディに憧れを抱いていた。 ところがその日、ケネディの追悼式がブラウン管から流れることはなかった。全ての放送が、三島由紀夫の割腹自殺のニュースで溢れたからだ。軍服を着け、天皇陛下万歳と叫ぶ三島の姿が、繰り返し繰り返しテレビに映し出される。この時の村上青年の怒りはどれほどのものだったか………などと勝手に妄想。
村上春樹は違うって言うでしょうけど、ミーハー心で余計なことを考えたくなるんです。愛ゆえです。でも三島はホント狙ってないかなぁ?二人とも同じように頭胴体から離されちゃってるし…<参考>雑誌『フライデー』掲載の自決した三島の首と胴体の写真。(グロ注意)
三島由紀夫の生首
三島由紀夫の胴体