センター試験にボクっ娘が…
オタクのお兄さんたちの間でやや祭りになっていましたが、自分のことを「僕」と呼ぶ少女つまり「ボク女(萌え風だとボクっ娘)」の出てくる松村栄子『僕はかぐや姫』がセンターの国語の問題文として出たそうです。
今年受験生の妹に気になってメールしたところ、
そぉ〜〜っつ なんかマニアックな問題(^□^;)(^□^;)そんな人の心情なんてわからんし…
そうだよねぇ…やっぱ痛いだけよね…。田舎のちゅうとはんぱギャルである妹は、文化系女子主人公の悩みをちっとも理解できず、そしてやっぱり点数も125点とかんばしくないのでした。よかったね、推薦で受かってて。
オタクのお兄さん達的には一人称「僕」の女の子は萌えらしいんですが、「ボク女」がリアルでいたらただの痛い女。あんな鬱蒼とした内面を抱えている少女は、むしろ恋愛ヒエラルキーの底辺に位置する非モテ女でしかないはずです。モテ少女がああいう心情を理解するのは、けっこうむずかしい。今回のセンターの成績はモテ/非モテで大きな差が出ると見ました。
しかし本当に「非モテの文化誌」はすごいです。センター試験の問題作った人見てたんじゃないだろうか。というかいまやセンター試験も萌えの時代なの?来年はツンデレ少女が出てくるかもなのよ。なんだかオタクにやさしい時代になってきてる気がするよ〜。いいのか?それで…いや私的にはありがたいけども。